- 漆喰は天然素材です。
- 石灰岩を焼くと「生石灰」 – 炭酸カルシウム。
これに水を加えると化学変化して「消石灰」 – 水酸化カルシウム。
これにぎんなん草などを加えたものが添食です。
漆喰を水で練り壁に塗ります。
二酸化炭素と化学反応しながら石灰岩に戻ります。
- 化学接着剤を必要としません。
- 漆喰はそれ自体が化学変化で固まります。
化学接着剤を必要としません。
- 耐久性に優れています。
- 漆喰は石灰岩と同じなので、耐久性に優れています。
固まった時から石や岩と同じようにゆっくり風化はしても
劣化する事はありません。
- 耐火性に優れています。
- 古くからお城や蔵に使われるなど耐火性に優れています。
建築基準法第二条第九号基準に適合。
ほとんど無機の不燃材の素材で構成された防火材です。
ダイオキシンなどの有毒ガスが発生することもありません。
- 快適な湿度を保ちます。
- 内壁の漆喰塗りには、一軒あたりおよそ1.3トンもの水を使用します。
その水が乾燥した後、漆喰の中に水の通り道の小さな穴があきます。
その小さな穴が湿度の高い夏は湿気を吸い込み
乾燥した冬には湿度を放出します。
空間の湿度を適度に調節することで結露を抑制し、
建物の耐久性の維持につながりします。
- 空気を浄化します。
- 水が乾燥した後の小さな穴は
ホルムアルデヒドや揮発性化学物質をいったん吸着させ
ゆっくりと水と二酸化炭素に自然分解していきます。
- 菌の増殖を抑制します。
- 漆喰はアルカリ性のため、有機物を分解する殺菌機能をもっています。
主成分の消石灰の作用により、細菌の生育・増殖を抑え、
カビやダニの発生を抑制します。
鳥インフルエンザの際に殺菌のためまかれていた白い粉も
漆喰と同じ石灰です。洗濯物を部屋干しすると生乾きの嫌な匂いに悩まされますが
その原因は乾くのに時間がかかり、雑菌が繁殖するから。
漆喰の部屋では、調湿効果で乾きも早く
アルカリ性の効果で菌の増殖も抑制します。
- 質感と輝きは漆喰ならではです。
- 漆喰独特の白い輝きは、炭酸カルシウムの結晶です。
その白い結晶が光を乱反射してキラキラと輝きます。
その反射率は鏡と同じ程。
輻射熱暖房の遠赤外線を効果的に反射して暖房効率も良く
照明の光も反射してより明るく感じます。
そして自然な風合いと質感は他の素材では表現できない
漆喰の魅力です。
- 住まい手ご自身でメンテナンスが可能です。
- ちょっとした汚れは消しゴムで消したり
カッター、サンドペーパーで削って消します。
小さな傷なら、水に溶かした生石灰を塗り乾かします。。
全体的に汚れた場合は補修用漆喰を薄く溶かして
ハケやローラーなどで塗ります。
漆喰と呼ばれるもの全てが今述べたようにはいきません。
綺の家の使用する「無添加住宅オリジナル漆喰」のお話です。