珪藻土って本当に安全?
珪藻土。海中や湖に生育していた珪藻という植物性プランクトンの死骸が沈殿、堆積して化石化したもの。
を、原料にして出来た壁材であったり、濾過材、保温材、研磨剤などなど。
漆喰に似て自然由来で健康的と思われがちであるが、実はそうでもない。
珪藻土は未焼成品であれば発ガン物質は含まれないとされているが、壁材などの材料にするのに焼成する。
焼くのである。これは漆喰も同じ。
しかし珪藻土は焼くと結晶性シリカという物質が生まれる。これは発がん性物質であり、
IARC発ガン分類に含まれる。珪藻土は漆喰と違ってそれだけでは固まらない。
なので化学物質である接着剤を混ぜるのである。
ま、焼成しない珪藻土も存在するので一概に珪藻土は危険!
と言うのは間違いではあるが、合成接着剤を添加することは間違いなく
健康や自然を強くアピールする珪藻土メーカーはこの接着剤の量を減らして、
健康や自然を主張するのである。しかし、その接着剤を減らす事は良いことなのだが、
減らす事で珪藻土のあの細かな粉をばら撒くのである。
おお~怖!!
その点、漆喰は漆喰自体が水と混ざると固まり、化学物質を必要とせず、発がん性物質も含まず、
珪藻土と同じように調湿し、匂いを吸着し
尚且つ、カビが生育しにくい強アルカリ性でウィルスも中性化して無害化してしまう。