時々思うのである。　「たまには外でＢＢＱでもした方が…」と。

私は思うだけで実際に行動に移す事などないのであるが、まじめな話し

電気のある暮らしが当たり前になってる今だからこそ、時には不便な生活をしてもいい

のではと思うのである。

一昔からすれば本当に便利になった世の中。

不便だからそれを改善しまくって次から次へと新商品を開発してたら、とうとう全自動だの

人工知能だの、って。

ん～、人手不足なのと高齢化という理由からやむを得ないのはその通りであるが、

最近の家電製品を見ていると、どう見ても過剰であり、新商品に対する新機能がもう頭打ち

で、ネタ切れだからＡＩだ！、というのがみえみえ（そうじゃ無いのもある）。

便利になりそれが快適という名の大義名分のもと、企業として利益を上げなければならない

のも分かるが、どう見ても過剰。

過剰な家電製品慣れしてしまって、もうそれがなくてはならない状態になってしまわない

ように、もしくは既になってしまっているのであれば余計にＢＢＱ。

外で。なんなら火の明かりで。川でも山でも海でも。

あまり偉そうな事言えないが（アウトドア派ではない為）、これだけ便利がありふれている空間

で生活していると、それが当たり前になり、便利が便利でなくなって来ると思うのである。

そうすると次から次へと出てくる家電メーカーのおりなす人間堕落装置ならぬ、無駄に便利

な魅惑の新商品に手を出さざるを得ない状態になるのである。

便利である事は良いことであれど、やはり過剰である事は問題。

介護や医療の業界等、本当に必要性のある分野における進歩は当然だと思うが、それを

一般家庭商品まで手を伸ばすのは、利益追求優先の企業宿命。

その宿命に我々は騙されないようにするためにも、ＢＢＱ。

昔、海辺で火を起こしカレーライスを作った事がある。

はっきり言って激ウマの一言。ココ1番の比じゃない。

という事で、便利教に入信すると、抜け出せませんよ～！って話でした。