まもなく平成も終わるというのに

高齢者による交通事故を耳にする事が多い

原因が踏み間違えという、操作ミス

この分かりやすい事故を、何故かメディアをこぞって放送する

そもそも高齢者が運転する車なんぞ、昔から当たり前に走ってたわけで

そりゃそれなりに事故もあったと思う

でも最近のメディアの伝え方はあきらかに高齢者に対して何か想いがあってかのよう

 

高齢者なんだから操作ミス、状況判断の遅れなどはあって当たり前

だいたいそんないろいろ鈍ってる高齢者がオートマチック車を運転する事自体が

問題であり、昔ながらのマニュアル車の方が操作ミスが少なくなる事ぐらい

知ってる人は知ってる

便利、楽チン、簡単の裏側が危険、注意散漫、無理無茶に繋がる

 

そういえば今時の免許はオートマチック限定なんてもんが当たり前だ

そりゃ事故は減らんよ

でもそんな事分かってるんなら、例えば６０歳以上で免許更新の際はマニュアル車の運転講習必須

にするとか、６０歳以上でＡＴ車からマニュアル車に乗り換える場合補助金を出すとか…

ま、オートマチックトランスミッションの世界シェアＮＯ，１の会社がこの国の経済の一端を

担ってるから、ＡＴ車を問題視できないんだよね~、多分。

ほんとこの国はこういうところが遅れてる。

こーゆーのなんて言うんだっけ？

あ、忖度だ

 

忖度なんて漢字、今まで見た事も聞いた事もなかったけど

今じゃ誰もが読めます

忖度、癒着、賄賂。役人のおかげで覚えた漢字だね

 

ていうか、交通事故の４倍も死者が出てるヒートショックはまったくメディアに乗らず

事故死のわずか数％の高齢者事故を取り上げ、問題視するメディアが問題

そこを一番言いたい

 

加害者がいて被害者がいるからなんだろう

つまり悪者が弱き者を傷つけ、その悪者を世の中にさらけ出し

正義という大義名分のもと、悪者をやっつける構図が

視聴率を上げるという、そこに我々もまんまんと乗っかるという

 

これもまた人間力の低下のひとつなのかなぁ